Twitterに群がっているのは、有名人や流行好きの大人だけではない。100歳を超えた人たちも、Twitterを使うようになっている。

 最近米国で行われた調査によると、100歳以上の人のうち3%が、週に1回以上Twitterを使って、家族や友人と連絡を取っている。Twitterは、最大140文字のメッセージ(tweet)を送信できるサービス。

 100歳以上の人のうち、電子メールで連絡を取っている人は10%、ネット上で写真を共有している人は12%、Webから音楽をダウンロードしていると答えた人は4%だった。

 「これらの100歳以上のユーザーには非常に励まされる。彼らは新しいトレンド、新しい技術を受け入れ始めているからだ」と調査を委託した米国の主要医療コーディネーションプログラムの1つ、Evercareの上級ディレクター、シェリ・スネリング氏は述べている。

 「テクノロジーがわれわれに家族や友人とつながる新しい方法を与えていることは確かだ。それは長生きに関するわれわれの重要なテーマの1つだ」とスネリング氏は取材に応えて語った。「100年以上生きていて、活発に活動している人たちは、社会的な交流を続けている」

 100歳以上の人に孫やひ孫が最新ガジェットを紹介するなど、新技術とのつながりは数世代にわたる。

 今回の調査結果は、加齢に対するステレオタイプに異議を唱えており、年を取ることは必ずしも最新トレンドについていく上での障壁にはならないということを示している。

 ロッキングチェアに揺られて1日を過ごすどころか、100歳以上の人の50%は、ウォーキングやハイキングで健康を保っている。8%はサイクリングを、3%はジョギングをしている。任天堂のWii Fitを試してみたことがある人は1%だった。

 また25%以上が、週に1回以上、携帯電話で話をしているという。

 体と同様に頭脳の鋭敏さも保つため、娯楽あるいは精神的なトレーニングとして楽器を演奏したり、音楽ゲームをプレイしている人は19%に上った。

 「機会があれば一緒に食事をしたい有名人は?」という質問には、65%がコメディアンのビル・コスビーを挙げた。

 「無人島に取り残されたときに欲しいもの」に関する質問では、2%がiPodと答えた。

 スネリング氏は、今回の調査の結果は、加齢に対する認識を変えると話す。

 「年を取ったからといって、新技術が分からなくなるということではない。この調査結果は、Twitterを使ったり、オンラインにアクセスしたりすることで脳を動かすことは、長生きに役立つということをわれわれ皆に教えてくれている」(同氏)

 Evercareは、この結果は、長生きするかどうかは遺伝的な要因よりも、主にライフスタイルによって決まるという見方を裏付けると確信しているという。

 米国勢調査によると、米国では現在、100歳以上の人口は8万4000人を超える。2040年には58万人に増える見込みだ。